左官

sakan

家屋の壁を塗るための仕事

左官とは、今ではあまり聞かれなくなりましたが家屋内の壁を塗るという作業の一つを行っていくための職人としての職業です。

左官というと職業用の服装としてダボダボの左官パンツに壁塗りのための工具を持った仕事というイメージがありますが、そのイメージは今もそれほど多く変化していません。

左官の業務は主に木造住宅で壁材を作ることですが、その作業にはかなり職人的な修行が必要です。

左官に就職するために事前に必ず取得しなくてはいけないということはありませんが、一人前として仕事を任せてもらうためには長年親方のもとにつき、そこで雑用をしながら少しずつ技能を習得していく必要があります。

いきなり就職をするというケースだけでなく、まずは職業訓練校で基礎的な知識を学ぶという方法もありますが、それでも実務経験が最も重要になる職人の世界なのでやはり同じくらい時間をかけて技能を学んでいかなければいけません。

ランクアップをするためには国家資格を

左官として仕事をしていくためそのものには特に資格は必要ないのですが、一定以上の規模の業務を請け負う場合にはその事業所に必ず国家資格取得者をおかなくてはいけないこととなっています。

資格名は「左官技能士一級」というもので、建築物の延べ面積が3000平米以上となる現場においてはこの資格を持たない人が常駐しなくてはならないこととなっています。

そのため左官として勤務する人が全体的に高齢化している工務店などではこの資格を持っている人を優先して採用することもあり、職人としてのスキルアップのチャンスも広がっていきます。

左官業界は全体的に男性が多い仕事ですが、ここ最近では女性の中からもこの仕事を希望する人も出てきているといいます。