建築士

kenchikusi

建築業界での最上位資格

建築士は町中にある建物を建築するための設計をするための仕事です。

建築士には一級、二級、木造の三種類があり、それぞれ携わることができる建築物の種類が異なります。

建築士資格の中でも最も上位に位置しているのが一級建築士で、資格取得のための難易度は医師や弁護士に匹敵する日本で最も取得が難しい資格の一つとされています。

逆に言えばそれだけ責任の重い業務を行うことができる仕事ということであり、一級建築士の資格者は幅広く建築関連の仕事をしていくことができます。

建築士の資格を取得するためにはいくつかのルートがありますが、最も一般的な方法としては高等学校卒業後に大学、短大、専門学校などの建築学科を卒業します。

平成20年11月より建築士法が改正されたのでこれから建築士を目指す人は最新の要件を参考にしてもらいたいですが、まずは二級建築士もしくは木造建築士試験に合格をしてそこから実務経験を積み、所定年数に達したところで一級建築士の試験を受験します。

どんなに高度な教育を受けた人であっても学校を卒業してすぐに一級建築士の資格を受験することはできません。

また二級建築士や木造建築士の資格を先に取得しなくても、実務経験をその分長く積むことにより一級建築士の受験要件を満たすことができます。

建築士としてスペシャリストを目指す

二級建築士や木造建築士の場合、自身で設計を担当することができる建物の範囲は限定されたものになります。

二級建築士や木造建築士が担当できる建物は一般住宅までの小型建造物までとなっているので、公共施設である学校や病院などは担当することができません。

一級建築士となると担当ができる建物の範囲がなくなるので、大型建造物であるビルや橋梁などといったものも設計担当することができます。

いわゆる「建築士」として世界的に活躍されている人たちは必ずこの一級建築士の免許を持っているので、やはり建築士として仕事をしていくなら一級を取得することは目指したいところです。

ただし一級建築士は学歴に実務経験を加えた要件であるにも関わらず毎年の合格率がわずか12%程度となっている非常に難しい試験であるため、相当勉強をしないと取得は難しいと考えた方がよいでしょう。

資格試験は一級の場合5科目の学科試験に加えて実際の製図を行うこととなっています。

一級建築士の合格者の内訳をみるとほとんど全員が大学の建築学科を卒業しているので、一応ルートとしては専門学校などでも取得可能となっているものの、たたき上げで一級建築士を目指すのは相当狭き門となることは覚えておいた方がよいかもしれません。

建築士としての適正

建築士は工事現場や土木関連業と深い関係を持っいるということもあり、これまでは比較的男性の仕事という印象がありました。

しかしここ最近では女性建築士も活躍の場を広げてきており、女性らしい感性を生かした建造物などまた違ったセンスを生かした仕事の仕方ができるようになっています。

建築士というと設計図を引くことが仕事のようですが、現場での仕事は設計以外にも設備管理をしたり、他の人が設計した建物の施工管理をしたり、安全課確認の仕事をしたりとさまざまな方面に仕事を求めることができます。

建築士としての資質は、細かい計算が必要となるため几帳面さや丁寧さということが挙げられます。

一方で個性的な外観の建物を提案するといったデザインの才能も求められる場面も多く、普段から多くの建造物に触れて勉強をしていくという姿勢を持ち続けることが大切です。