ワクワクを届ける!イベントスタッフ

イベントスタッフの仕事内容

ライブやコンサートなど、人の多く集まるイベント時には人の列を整理したり誘導・警備をしたりするスタッフが多く配置されます。

学生アルバイトとしても定番になっているイベントスタッフですが、これらのほとんどは1~2日くらいの短期バイトとして募集されているものです。
実際にはイベント会社が人材紹介会社などに日にちと人数を指定して募集をしてもらうので、その日程に時間がとれる人員が現地に集合して、そこでメインスタッフから指示を受けて仕事をしていくことになります。

ライブなどの音楽イベントの他、フリーマーケットや企業の展示会など大勢が集まるイベントにおいては数多く募集があるので、将来的にイベンターなどになりたいと考えている人は積極的にスタッフとして参加をしてみるとよいでしょう。

現場での活躍

ライブや各種イベントのスタッフになることで、バックステージを利用することができ、入場料を支払うことなく中に入ることができるというメリットがあります。
ですがそこは仕事で訪れるわけなので、一般参加者のように自由に中を歩き回ったり自分の見たいところに行くことができるわけではありません。

学生のアルバイトの場合、イベントスタッフとしての仕事はだいたい屋外での列整理や安全確保のための警備です。
実際のイベントが開催されている時には、ステージを背にして観客の方を向いていたり、閉じた扉の向こうに立っていたりということになります。
それでも大きなイベントを開催するときにどういうふうに人員が配置され、どんなふうに安全が確保されるかということを実際のバックステージを通して知ることができるのは貴重な経験です。

ほとんどのイベントは1日~半日程度拘束されることになるので、給与報酬もかなりよく、短期バイトとしては手軽に稼げる便利な仕事として非常に人気があります。

職種に合うタイプ

イベントスタッフにもいくつかの業務があり、適したタイプも異なってきます。
代表的な仕事としては「会場設営・撤収」「人員誘導」「警備」「受付」というようなものです。

より人が多く集まるイベントやライブなど興奮しやすいイベントでは、若い男性スタッフは警備や列を崩さないために人の壁になるような仕事をしていきます。
ただし、いずれの仕事も立ち時間が長く、非常に体力を多く使うということで共通しています。
グッズ販売や持ち物検査といったところに配置されることもありますので、どういった仕事を担当するかは当日の人員配置によって大きく異なると言ってよいでしょう。

大勢の人と連携して業務を行うことになるので、基本的なコミュニケーション能力が必須になります。
また、緊急時には誘導をする役目を負うことになるので、冷静さや責任感も必要になるでしょう。